吉旦日記

きったんの日記

図書館の素晴らしさに気がついた

最近になってやっと図書館の素晴らしさに気が付きました。

いやね。子供の頃は使ってたんですよ。図書館。でも大人になってからは全然です。

僕は平均よりは本をよく読む子供でした。といっても週に1冊、年に50冊くらいでしょうか。

子供の小遣いでそんなに本を買うことは難しく、ほとんどは借り物です。小学校の頃は学校の図書室でよく借りていました。しかし、1学年1クラスしかないような小さい学校では数も少なく、古びたものばかりで物足りないのです。中学校も似たようなもので、年齢に合わせて置いてある本は変わるものの読みたいと思う本は少なかったのです。

なので休日には図書館にも行きました。でもね。田舎だと図書館すらしょぼいのですよね。僕の実家はホントに山の中の集落みたいなとこで、最寄りのコンビニすら車で15分。山を下ってもスーパーもないし、図書館も役場の一室に本棚が並んでるスペースがあるだけでした。

そんな感じだったので働きはじめてからは読みたい本があると図書館より本屋。さらにネットで注文。そのうちAmazonで買うのが当たり前になっていきました。ここ3年くらいはその流れでKindleをよく使うようになっていましたね。

しかし、本ってけっこう高い。もちろん内容を考えればそれだけの価値がある(正直無いと思うものもあるけど。。。)のですが読みたい本を好きなだけ読むのは厳しいのです。

そんなときにふと気がついたのが近所の図書館。

実家は山奥の集落だったけど、今住んでいるのは神奈川県川崎市。実家と比べると大都会です。図書館もしょぼくないかもしれない。

家から徒歩15分くらい。最寄り駅のすぐ近くなので会社の帰りに返却するのも楽ちんな理想的な立地にある図書館。そこに行ってみよう!そう思ったのです。 

うちの近所の図書館は小さい分館なので品揃えはそれほど良くありません。でも川崎市立の各図書館の蔵書を検索して予約しておけばそこの分館で借りることができます。しかもネットで予約できるので、気になる本があったらスマホで図書館にあるか確認してその場で予約できます。あとは準備できたよーってメールが来たら借りに行くだけ。

これは快適です。さすが日本最大の市である川崎市立だけあってたいていの本は読めますしね。

人気のある本は予約しても数百人待ち、10年くらいかかるのでは?というものもありますが、それは仕方ない。本来作家さんたちに払うべき対価を払わずに読んでいるわけで、需要のある人気作まで待たずに読めちゃったらバランス崩れちゃいますもんね。どうしても読みたい本はちゃんと買いましょうということで。

そんなわけで図書館の便利さに気づいてからは2週間に1回くらいのペースで通い、2〜3冊の本を借りています。お金のかからないこんな楽しみがすぐ近くにあったとは。。。これでまたブログを書く時間が減ってしまいそうです。