吉旦日記

きったんの日記

iPhoneユーザーはiPhoneに戻るのか

もはや日本人のほとんどが所有し、生活必需品とも言えるほど普及したスマホですが、ほんの10年ちょっと前は周りにスマホを持っている人なんていませんでした。10年一昔ってホントなんですね。

スマホが普及する最初の一番大きなきっかけはiPhoneの発売でしょう。日本では2008年にソフトバンクがiPhone3Gを販売したのが初めてでした。

iPhoneの日本発売は大きな話題になり、発売開始の列に並んでいたモヒカンの男性(通称ビックウェーブさん)なんていう名物キャラクターまで誕生しましたね。

当時からガジェット好きだった僕はiPhone3Gが欲しくてたまらなかったものの、住んでいた場所が田舎すぎてソフトバンクの電波が入らず、さすがに電波の入らないケータイを契約しても仕方ないのと、涙をのんで我慢したのでした。

そのときは、iPhoneの代わりにとauWindows搭載の法人向けスマホを買ったのですが、これがiPhoneより小さい画面に極小のキーボード、そしてパソコン向けのレイアウトのWindowsと、めちゃくちゃ使いにくいうえ、待受だけで何も使ってないのに4〜6時間しかバッテリーが持たないというトンデモナイ代物で僕のスマホ初体験は苦い思い出となったのでした。

その後、すぐに引っ越したので念願のiPhone3Gを入手、それから2013年発売の5C、5SまではiPhoneを買い続け、最後の5C(5Sは嫁ちゃんに譲った)はわりと長く使ったので、たぶん7年くらいはiPhoneユーザーだったのでした。

ただ、その頃にはiPhoneが徐々に高額化してきたのと、後発のAndroidスマホもかなり使いやすくなり、格安SIMへの乗り換えとともにAndroidユーザーになったのでした。

さて、僕と一緒に暮らしてきた嫁ちゃんは、あまり機械に強いタイプではないのですが、僕がスマホを使っているのに影響され、同じくiPhone3Gからスマホを使っています。もうスマホ歴11年のベテランです。

そんな嫁ちゃんは未だに初期設定値で躓き、SIMの差し替えなんて必要になれば僕に丸投げし、ことあるごとに僕に使い方を聞いてくるような状態です。僕はAndroidに乗り換えて5年ほど経つのでわからないこともあるのですが、その都度調べて対応していました。

そんな状態ですから嫁ちゃんは「Androidに乗り換えるなんて大変そう。また使い方がわからなくなる」とひたすらiPhoneユーザーを続けていました。

しかし、iPhoneはだんだん高額化、1台10万超えなんてことになり、気軽に買い替えなんてできません。iPhone6Sで頑張っていたものの、さすがにバッテリーもヘタれてくるし、そろそろ買い換えるしかないかとなり、1 年ほど前についにAndroidスマホを購入したのです。

ところが。。。

1年経ってもAndroidに慣れなかったみたい。。。というか、育休産休でこの1年以上家にいて、電源とWi-Fiがある環境ではiPhoneを使い続けていたようです。そりゃ慣れないよね。

そんなわけで、嫁ちゃんは当面iPhoneユーザーはやめられないようです。