吉旦日記

きったんの日記

【分娩麻痺】たあちゃんの右腕が動いた日

昨年の9月に3人目の娘のたあちゃんが生まれました。

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今4ヶ月で順調に大きくなっています。かわいいでしょ!(親バカ)

上の写真って何気なく見ると特に違和感ないと思うんですよ。でも僕にとってはスゴい写真なんです。

たあちゃんは生まれた時の体重が4.5キロを超えている巨大児で、出産も大変だったんですよね。

分娩麻痺というのがあって、産道を通って生まれてくる時に神経が圧迫されて傷ついて、体の一部が麻痺してしまうことがあるんですね。それで、大きい子ほど危険性が高くて、たあちゃんも分娩麻痺で右腕が動かなかったんです。


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産後数日の写真ですが、右腕がぐったりしていて、この状態で動かないんです。腕に紫のアザができているのも見えます。

この時は麻痺の原因はほぼほぼ神経の損傷に間違いなさそうで、赤ちゃんの場合は自然に再生する場合もあるけど、神経をつなげる難しい手術が必要になったり、動くようにならない可能性もあるという説明でした。

その後、紹介状をもらって専門医に診てもらったりしたのですが、結局のところは様子を見ていくしかないという話で、毎日「今日は右腕を動かしてないかなー」と見ていたのです。

自然に動くようになる場合は3ヶ月目くらいまでに多少は動くとか、動かないままの場合は6ヶ月目には手術をするとか聞いていたので、毎日ドキドキで様子を見ているのに3ヶ月の時点では腕は動くようにならず、これは手術か、一生動かないことを覚悟しないといけないかなと思うようになりました。

それが、ここ2週間くらいでどんどん動くようになってきて、ついに自分の力で顔の前まで手をもっていけるようになったんです。それが、最初の写真なんですね。

昨日、専門医のいる病院で診てもらって「これだけ動くようになれば手術は必要ないですね。ちょっと安心ですね」と。いや、本当によかったです。

まだこれから成長にあわせてリハビリも必要ですし、これでなにもなしという訳にはいきませんが、今はホントにちょっと安心です。